さまざまなサイトを見ていて少しばかり辟易(へきえき)することがあります。

「女性向き」「女性好み」「中高年向き」という言葉です。

そういうサイトをのぞくと、おしなべてステレオタイプの中高年女性像をターゲットとした似たり寄ったりの商品やサービスが多いのです。

高齢化社会ということは、大勢の人数がいてさまざまなライフスタイルや好みがあるはずです。

 

単純にカテゴライズされることに対する違和感

特に中高年女性向けとなると目も当てられない感じです。

ツアーを経験したことがない私は、女性の一人旅向けのツアーを検索してみて力が抜けた経験があります。

 

<おひとりさま参加の旅>一名一室確保

≪ご出発前≫
ツアー参加者を対象にした事前顔合わせ会を開催。当日は、ツアー参加者同士の自己紹介、また現地一般情報のご案

内など、不安なく旅行に参加していただけるよう万全サポート!

≪ご旅行中≫
 参加者全員がおひとり参加同士ですので、気軽な旅をお楽しみ頂けます。また、ご旅行中、自己紹介のお時間をお作りするなど、ツアーディレクター(添乗員)が皆様の交流の輪が広がるよう、お手伝いをさせて頂きます

 

他の人に気を使ったり、話したくないことをしゃべらなくていいのが一人旅の醍醐味です。

おしなべてこんな感じで、もう少し商品に多様性があってもいいのでは感じました。

 

中高年という言葉の範囲の広さ

中高年というと50代から上の世代。

高齢者というと60代から上、70代80まで入ってしまうのが現状のようです。

一昔前ならともかく、現代は年齢の重ね方は多様で個人差が大きいです。

しかも10年違えばもう別の世代のはずです。

20代と30代とほぼ10年単位で捉えられているけれど。

50代より上の世代になると、いっしょくたにされてしまう傾向があります。

 

2011年の日経ビジネスの編集長の視点というサイトを読んでなるほどと合点しました。

企業側に高齢者を経験した人がほとんどいないというのが原因の1つとおしゃっています。

10代や20代なら、現役のマーケティング担当者がかつて通過した世代なので、何となく肌感覚で分かる。

しかし、お年寄りになった経験はないので、大雑把になってしまう、と。

 

移民国家でなくても多様性はある

日本は島国で単一民族だから(←厳密には不正解ですが)という感覚、そして高度経済成長モデルの名残りがいまだに抜けない日本。

恐ろしくシンプルにカテゴラズする傾向は平成の今でも十分に残っていると感じます。

常に標準から外れている者としては、こういう傾向が早くなくなってくれないかなと切望するのでした。

 

 

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