時間調整のために、さして期待もせずに入ったレストラン。
それが銀座の三越12Fにあるル・ブール・ノワゼット・トウキョウ(Le Beurre Noisette TOKYO)でした。
百貨店内のレストランは好きではなかったのですが、その日は(2017年7月7日)暑くて、とにかく涼しいところで一息つきたかったのです
嬉しいことに、その予想はみごとに裏切られて、また来ようと思わせてくれる場所でした。
百貨店のテナントとして入っているレストランが好きではない理由
百貨店の中で出店しているレストランは、高いテナント料金を払っています。
当たり前のことながら価格は割高、味も総花的で魅力がない。
お付き合いでもない限り行かないというのが、今までの自分でした。
百貨店に入るのも、久しぶりなくらいだったのです。
気持ちのいい接客と、リーズナブルな価格で最大限のパフォーマンスを発揮しようとしている心意気が伝わる
店内に足を踏み入れた瞬間から、感じのいいスタッフの男性が気持ちの良い対応をしてくれて、席に案内されました。
暑いときには泡ものが欲しく,迷わずシャンパンを頼んで、グラスで1,300円というリーズナブルな価格に軽い驚きを覚えました。
少しお腹が空いてきて800円ほどの生ハムをオーダーしてみると、確かに生ハムは値段なりの量だけど美味しそうなサラミもたくさんのっていました。
皿の中央に、こじんまりと申し訳ていどの生ハムがのっているだけかなと予想していたのです。
この心意気につられて、生ハムにあうワインを頼んで出てきたブルゴーニュの赤(ピノ・ノワールです)も、思わずもう一杯といいたくなるほど美味しかった。
抜栓したばかりでした。
グラスで1,400円。
次の用事が控えていなかったら、間違いなくお代わりしていたと思います。
こんな場所が見つかると、銀座に行く機会を増やしてしまいそうです。
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ル・ブール・ノワゼット・トウキョウ公式ホームページ
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