2017年10月現在で、英会話を勉強しはじめて一年半あまりたちました。
中学生の教科書レベルの会話もおぼつかない状態から、どうにか一人で海外旅行ができるくらいのサバイバルイングリッシュは身についたのですが。
海外の友人はチャットしたり、直接会って長時間おしゃべりして再認識したことがあります。
それは、対面しての、ただのおしゃべりが一番難しいということでした。
課題がわかっている会話は、成立させるのに苦労が少なくて済む
一つのテーマに基づいて話すことは、比較的、楽です。
たとえばレストランで聞かれることは、ほぼ決まっていて、飲み物やお料理のこと、あとはアレルギーがあるかないかがメインなので、相手の使う単語やフレーズを予測できます。
早口でも、押さえるべき主な内容が聞き取れるので、細かいところは連想が可能なのです。
海外旅行で、入国審査のときの会話が簡単なのと同じこと。
アメリカのテレビ番組を字幕付きで見ていると、俳優がどんな英語を話しているのか推測できるので、おお、自分も少しは聴きとれるようになったかなと小躍りすると、これが大間違いで。
ためしに初めての番組を字幕なしで見ると、悲しいかなほとんど何を言っているかわかりません。
これは、字幕つきの場合、字幕を見て連想、予測して、使われている単語やフレーズが頭に浮かびやすいからです。
初めてみる映画やテレビ番組は、テーマが分からないので、わたしはお手上げで、現実を知るのでした。
ネイティブのおしゃべりに加わるのは、わたしにはハードルが高いなと痛感
フランスや中東の、不自由なく英語を話す友人たちとチャットしているときは、さほど苦労なく会話が成り立つのですが…。
これが、目の前の人とおしゃべりするのと全くダメです。
まず、チャットは相手の言っていることが可視化されているので、理解しやすく、読みながら頭に入ってきます。
これが実際の会話になると、レスポンスのスピードが段違いに早くなるので、理解し話すということが同時作業にも等しくなって、わたしはまるで言葉を覚えたての幼児のように、拙い単語を並べるはめになるのです。
ときにほとほと情けなくなります。
2017年10月に、中国に留学中のエジプト人の友人のモハメドに会いに行ったとき、話題がたとえば「女性の社会進出」などのようなことにいきなり振られると、お手上げでした。
友人のモハメドは、アメリカのテレビ番組、書籍などは全く不自由なく見たり読んだりできることもあって、自分の考え、社会的なバックグラウンドを、まるで母国語のように話し、説明してくれるのに一日中付き合いました。
悟ったことは、実際に会話しないと、この能力は磨かれないということでした。
チャットではなく、iPhoneのFaceTimeを使って話す努力をする
と言っても、海外に旅行に行っても英語を話す量は知れているので、iPhoneのFaceTimeを使ってみることにしました。
友達の都合にあるので、限界もありますが、相手の顔を見て話す機会を、少しでも増やしたいと考えています。
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