まずは結論から言ってしまいます。

傷は消毒しないこと乾かさないことが早く治すための一番のポイントです。

この画期的な治療方法は、形成外科医でいらした糖質制限でも著名な夏井睦氏が提唱したものです。

湿潤療法と言います。

この治療法の画期的なことは早く治るだけではなく、痛くないことです。

そして傷跡も残りにくいといういいことづくめ。

 

ケガをしたら


最初にやることは傷口を水道水で洗い流すことです。

間違っても消毒しないでください。

傷口の細胞(タンパク質)が変性して、傷が深くなります。

浸出液(傷口から出る液体)が少ない場合はラッブでもよいのですが湿疹が出やすくなるので、プラスモイストというシートをギズ口に合わせて切って貼り付けます。

プラスモイストにはバンドエイドのように皮膚に張りつかないので、ハイドロコロイド包帯HCARRを使って固定するといいです。

剥がす時も痛くないです。

ヤケドをした時もこの処置がオススメ

え!!消毒しない、乾かさないと意外に思われた方、さらに詳しく知りたい方は湿潤治療ジュニア講座のスライドがとてもわかりやすいのでご覧ください。

 

ネットで買える傷を乾かさないための被覆材一覧


これはスクリーンショットです。

夏井先生のホームページの治療材料についてをごらんいただくとわかりやすいです。

同じ画面が出ます。

バンドエイドのキズパワーパッドも同じことなのですが、とにかく高い。

そして傷口が浅くて広い場合は対応しきれない場合が多いです。

特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、ぜひ常備なさることをおすすめします。

そして、どうしてもうっすらと残った傷が気になるときはヒルドイドクリームを塗ると穏やかに薄くなっていきます。

ヒルドイドイクリームは方箋が必要ないと法令で定められています。

なので本来は薬局で購入できるはずなのですが、なぜか身近にはありません。

下記の記事では購入可能な薬局をご紹介しています。

こちらの記事を合わせてごらんください。

ヒルドイドクリームやローション、乳液を処方箋なしで購入できます アットノンなど

最後に、夏井先生の新しい創傷治療 消毒とガーゼの撲滅目指してのリンクを貼ります。

Overview of Wound Healing in a Moist Environment

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マリ

マリです。
わたしににとってブログは、その時々に感じたことや考えたことを、飾らずに書き留めている日々の記録です。
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