他では見ることのできない、独自の世界を持っているアトリエ、はいいろオオカミ+花屋西別府商店の西別府久幸さんの作り出す世界に引かれて、久しいです。
バレエの発表会の花を担当したとき、自宅に撮影が入ったとき、誰かに花を贈るとき、わたしはいつも彼のセンスと誠実な仕事ぶりに、大船に乗った気分でお願いしています。
今年は、なんだかテーブルをクリスマス気分にしたくて、ミニツリーを予約しました。
マッシュルーム型のミニツリーが楽しそう
クリスマスは、いつもはリースなのですが、今年はダイニングテーブルを新しくしたので(既存のものは、わたしの仕事机と化しました、笑)、このどとこかユーモラスなミニツリーをテーブルに飾ってみたくなったのてす。
わたしは、開放的なガラスという素材が好きで、仕事机もダイニングテーブルも天板がガラスなのです。
西別府さんの作品は、このソリッドな雰囲気を、甘くなりすぎることなく和らげてくれます。
マガジンハウス、ku:nelの取材を受けたときの拙宅での西別府さんの世界
マンションのベランダで、ガーデニングをやっていることから、園芸雑誌の取材を受けることがあるのですが、泣かされるのが、一戸建てのお庭と違って、リビングに撮影のクルーをお通しなければいけないことです。
狭いマンションのリビングは、自宅のほぼ全体を見られるに等しく、ガーデンだけではなく室内の掃除にも追われるのです。
2016年1月、マガジンハウスの雑誌の一つ、Ku:nel の取材が入ることが決まったときは、お掃除のテンションが上がりました。
ベランダガーデンのオーストラリアのネィティブプランツに関する取材と撮影だったのですが、室内のインテリアも撮りたいということだったからです。
これは室内に飾る花もエスプリを利かせなければ!と、西分別府さんに活けていただくくことにしたのでした。
大船に乗りました…。
取材チームの度肝を抜いたメインの作品、キッチンをもうちょっとおしゃれにしたいと思った瞬間でもありました。
家の中で、バナナを見たのは初めてです。
数日して、花が咲きました。
今や、わたしの仕事机となったダイニングテーブルの小さな花たば。
食器棚の上。
高さの低い家具です。
シュールな魅力に、どよめきが上がった作品。
山芋です。
わたしもびっくりでした。
2016年当時のリビングです。
小さな左手のテーブルそばには、コルビジェの椅子のLC1もあったのですが、撮影のさい、インテリア的にスッキリしないということで撤去、食器棚の下のPCのケーブルも外して欲しいとのことでしたが、さすがに勘弁してもらいました。
取材が入ると、お掃除を頑張らざるを得ないのがいいです。
普段は緩みまくっております…。
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