わたしが飼っていたいた愛犬(オス)が旅立って、2ヶ月がたちましたが、いまだにでどこからか彼の毛が出てきて、床の隅っこをふわふわと漂っています。
コーギー犬だった彼は上毛と下毛があるダブルコートだったので、生きていたころは際限なく抜ける毛は厄介ものでした。
それなのに今はふわふわした小さいそのかたまりが懐かしくて、取り除いてしまうのが惜しいくらいです。
人間て、自分てなんと身勝手なのかとあきれてしまいました。
平凡な今日も、あとになったら輝くように懐かしい日 わかっているけど
限りある命、今日という日は二度とない今を大切に、とはよく言われていて自分でもわかっていたつもりでしたが。
床のすみに漂う愛犬が残した毛は、それは分かっていたつもりになっていたに過ぎないことを痛感させてくれました。
ペットとの生活は、生まれてそして旅立っていってしまうことを教えてくれる
共に暮らすペットは、たいがい飼い主よりも早く逝ってしまう。
ついこの間まで犬と暮らす日々は、楽しくも平凡な日々でした。
それが今や輝くような人生の思い出になっています、でも今日だって後から振り返れば懐かしい日々と感じるはずで。
あまりにも当たり前で、言葉にしてしまうと味気なく今さらという感じを受けます。
初めて飼った犬が、生まれて旅立って行くまでをを見せてくれたので、日々の在り方を、時間は有限なのだということを心に刻ませてくれました。
時に面倒でも、ブログの記録は間違いなく人生の記録になるのですね。
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