わたしは照れ屋だけれど、舞台で踊ることは嫌いではないです。

でも、2015年、ひょんなことから友人が主催する発表会のアナウンスと他、雑用をほぼ一手に引き受け、舞台線全体の流れを感じながら、舞台監督さんと共にひととき夢の世界を作りあげることにの楽しさに目覚めました。

(実際はただの雑用係だったりしますが。)

 

バレエの発表会のお手伝いには、いいイメージがなかった

自分の子供にもバレエを習わせていて、わたし自身も発表会のお手伝いの経験をなんどもしたけれど、正直、スタジオという閉鎖的な世界で、古株のお母様に気を使いながら動くのはストレスフルでした。

担当が、受付係だとすると、多くの場合その担当のパート部分の流れしか説明がされないので、先読みができない。

全体の流れをつかもうと聞きまくると、周りもわかってなかったり迷惑そうな感じもあってままならず、そうこうてしていると自分の子供の世話がおろそかになったりで、なんともやりにくい仕事でした。

 

このときのわたしの裏方のイメージは、よくなかったです。

 

出演者が大人だけの発表会のアナウンスと雑用をして、舞台の流れを知って面白くなる

付き添いのいらない大人だけのバレエの発表会のお手伝いだったのと、舞台監督さんにざっと流れを説明してもらい、主催者でもある友人からわたされたスケジュールを元に、あれこれ先読みして能動的に動くのは手ごたえを感じました。

裏方と呼ばれる世界に、こんなにも引かれるのは自分でも意外でしたが、もともと照れ屋のわたしには向いているのかもしれません。

 

ダンサーの要求にこたえて、微妙に調整していく音楽のスピードや出だしのタイミングにライティングなど。

計算し、ダンサーはその流れに乗って踊り、舞台は進んでいきます。

そんな流れを肌で感じることに楽しんでいる自分自身に気づいたことは、新たな発見でした。

そして、この瞬間、瞬間に流れるエネルギーを写真に撮ってみたくなる自分にも気づきました。

許可が必要になると思うけれど、もっと思いっ切り撮ってみたいなぁ。

 

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マリ

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