12月に入るとNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)が開催するお祭り、サンタさん追跡を楽しんでいます。
名前はNORAD Tracks Santa(ノーラッドトラックスサンタ)です。
元々は娘と楽しんでいたのですが、子供が独り立ちしても、このカナダとアメリカ軍が真剣に?取り組む、大人のバカバカしさが好きで毎年見てしまうのです。
まだ幼かった娘は、これを見て一気にサンタさんを信じ、以降、わたしはいかに彼女の夢を壊さないためのに、あれこれ頑張るクリスマスを10年余り続けるのです。
子供が眠っているうちにプレゼントを置くことの難易度が毎年高くなる
娘が小学校の低学年くらいまでは、夜、彼女が眠っているうちにプレゼントを置くのは楽勝でした。
8時には眠ってくれるので、この行事は親も楽しんでいました。
しかし…。
成長して、体力と好奇心が旺盛になってくると、親が
「早く眠らないと、サンタさんは来ないのよ」
とか言っても生返事、部屋の明かりを消してベッドに入っても、息を殺してサンタさんを待ち構えているのが伝わってくるのです。
小学校の高学年のころは、プレゼントを置くのは明け方、親も睡眠不足で精魂尽き果てるイベントと化していきました。
プレゼントを分析し始める
凝り性な娘は、イブの夜はジンジャークッキーとお茶をテーブルに用意、窓は少し開けておくのです。
「サンタさん、お疲れさま 。召し上がってください」
とかなんとか書いたお手紙つき。
親は、英語でサンキューとか書いてクッキーを一口食べておくのですが。
ある年、彼女はサンタさんは日本語が読めるのか、という疑問を持ちます。
芋づる式に、日本の百貨店の包装のプレゼントなのはどうしてか?とか、中味も日本製なのはおかしくないかなどと言い始めました。
(ラッピングサービスを利用したり、外国製のプレゼントにしたりと四苦八苦。)
サンタさんを卒業する年齢になっていました。
中学生からは、親から渡すようになったけれど
「あの頃って、本当はお母さんがプレゼントを置いていたんだよね」
とその後も聞かれましたか、明快な回答はしていません(笑)
本人はとっくに気づいていたのかもしれないのですが。
わたしが娘はサンタさんを信じていた、というおとぎ話を思い出にしていたいのだと、最近気づいています。
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