2018年2月4日に、ドバイから車で1時間あまり、と隣のアブダビに行ってきました。
実は直前まで行くかどうた迷っていました。
それは、わたしが行った時点(2018年2月)では、アブダビではUberが使えないという情報があったからです。
行きはともかく、帰りはバスかタクシーになります。
バスはワンデイカードを買って乗るようでしたが、そもそも、アブダビ市内のどこで購入できるのか、そこまでは結局タクシーで行くことになるし。
ドバイに着いたら、バス停からまたタクシー…。
用意した現金で足りるか…。
ええい、ままよ、なんとかするわ、とドバイのホテルから、Uberを頼んで乗り込みました。
壮麗なシェイク・ザーイド・モスク 駐車場のエリアと番号を控えておいてください
シェイク・ザーイド・モスク、白亜のモスクは、イスラム建築の美しさの極みで、とにかく広いです。
大きな駐車場が、建物の北側と南側とにあるので、車で行かれた方はエリアと番号を覚えて置かないと迷ってしまいそうです。
最初の予想通り、Uberの運転手さんにアブダビでUberは使えるのかと聞くと、使えないとのこと。
「バスかタクシーだよ」
言われて、うーん、と考えていたら、なんと観光している間、待っていてくれるという、ありがたい申し出があって飛びつきました。
ということで待っていてもらうことになりました。
で、見終わって、出口を抜けると似たような駐車場が広がっているのです。
えーと、B−2だったなと思いながら行っても、運転手さんがいません。
電話したら、マリ、そっちは北側でしょう、自分は南側にいるんだよと。
そばにたっていた警備の男性に、南側の駐車場に行くにはどうしたらいいかと聞くと、建物の中を通過して、反対側に出るしたないと。
ここで面倒なことが女性にはあります。
もともと産油国は、イスラムの戒律が女性には厳しいのです。
なので、入るときはアバヤと呼ばれるフード付きの、足も全部かくれる裾の長い衣服の着用をもとめられます。
建物の中を通り抜けるには、見学の前に一度着て脱いだアバヤを、また着なければならないのでした、ふう…。
女性がモスク内に入るときは、アバヤを着用です
ちなみに入場料などはないのですが、そこは宗教関係の建物なので、女性は入る前に更衣室(狭い)で、裾の長いアバヤという衣服の着用を求められます。
アバヤについて(ウィキペディアより)
外国人は、顔をおおう必要はないので、フード付きの足まで隠れるダブダブのドレスという感じでした。
色はくすんだピンクベージュと紺色があります。
フードをかぶるとあまりにおしゃれではないので、わたしは持参したスカーフで髪を覆いました。
ちなみに外国人なので、前髪を出してもうるさく言われませんが、後ろ髪、うなじを見せることはタブーのようでした。
なぜかイスラムスタイルが似合うと言われます。
服の上から着るアバヤで暑い、裾を踏んでしまう
2月とはいえ、日中は25℃の気温、通気性のない化学繊維のアバヤを着て、広いモスクを歩き回るのは暑くて疲れました。
しかも裾の長い服を着ることに慣れていないので、ひんぱんに裾を踏んでしまいました。
(申し訳ないです。)
階段などでは、転びそうのなって危なかったです。
(イスラム教徒の女性でも、裾を踏んで転ぶことはあるらしいです。)
感想
ここは夏だったら、女性の場合、見学するのはアバヤ着用なのでかなり辛そうです。
飲料水は必ず持参してください。
わたしは冬でしたが、30分歩き回ってギブアップでした。
それと、お手洗いは、思いっきり昔の和式のスタイルと似た、しゃがんで用をたすタイプです。
裾の長いアバヤ、中はジーンズというわたしは、衣服を汚さないようにするのが大変でした。
現地の方以外は、みなさん大変そうでした。
(洋式がないとかと探し回る)
警備は空港並みに厳しく、手荷物は検査があります。
要所、要所には、屈強な男性か立っているのですが…、なぜかみなさんイケメンばかり。
とは言うものの、スタッフの女性も男性も愛想はゼロと言ってもいいほどで、どちらかというと、入場させていただくという感じでした。
観光施設ではないですものね。
この後は、親切なアフリカ人青年Uberの運転手のおかげで、期待のルーブルのアブダビ別館に向かうことができました。
その記事は、また別に書きます。
写真は、親切でフレンドリーなUberの運転手の青年。
追記:ルーブルアブダビに行ったときの記事はこちら。
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