香りはわたしの感情をもっとも揺さぶるものの一つです。

天然香の香りが好きで、ずっとジャンパトゥのミル(1000)が定番のフレグランスでした。

つい最近までは、フレグランスと言えば、ファションブランドや化粧品メーカーのだす量産品のことでしたが、調香師が自分の好み自分のブランドを立ち上げて良質の香りを世に送り出すスタイル。

いわゆるニッチフレグランスが出てきたのは、香り好きには嬉しいことでした。

その中で、南米はパタゴニアからのユニセックスな香りのFUEGUIA 1833(フェギア)の世界に惹かれ、自分の定番が久しぶりに増えました。

 

クリエイティブデザイナー、トニー・チーによるコンテンポラリーな店舗

(店舗の入っている)グランドハイアット東京もデザインしたトニー・チーによる店舗は、緻密に計算されたコンテンポラリーな空間ながら。

香りと静かに対話できる落ち着いた空気の流れる世界でした。

 

写真のフラスコを逆さまにしたようなフタをとって鼻を近づけると、香りが漂ってきます。

よく見られるムイエット(香りを試す時の紙)に、いちいち吹きかける手間がいらないこと、それは香りの世界に新しい新しいアプローチを試みようとしている調香師のジュリアン・ペダルを感じることができて、デザインとしてもかっこいいなぁと思ったのでした。

 

全て天然香、自前のファクトリーとラボを持つフレグランスブランド

写真は、購入したパルファム(香水)のボトルの入った木箱を開けたところです。

中には木製のチップが…。

木箱はパタゴニアの倒木を利用して作り、資源保護に努め、全ての工程にsustainability、持続可能性を意識しているとのことでした。

 

香りは天然の素材なので、エディションごと揺らぎがあるそうで、そこが工業製品ではなく、あたかもワインのようで心引かれます。

また、時間の経過とともに香りが熟成して変化するとのことで、わたしはそれならばと100mlの大きいボトルを購入したのでした。

香りの世界は楽しい。

今度は旅行用に、オイルパヒュームを購入しようと考えています。

オイルパヒュームは、半径30㎝いないしか香りが広がらないそうで、オイルはマッサージにも最適な有機栽培のホホバオイルだそうです。

欲しくなってしまいました。

 

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FUEGUIA 1833 オフィシャルホームページ

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マリ

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