私は2018年5月5日に、翌日の関西国際空港から出発するシンガポール行きの飛行機に乗るために、大阪に向かいました。
なぜ羽田や成田からではなく、関西国際空港になったのかは、こちらの記事で。
機材は、2018年4月に関空に来たばかりの、ボーイング787-10 ドリームライナーでした。
明日のフライトの期待に気分よく大阪入りしたわたしでしたが、予約したホテルのフロントの対応が、今まで経験した国内外の中でも最悪というものでした。
一気にテンションが落ちました。
しばし引きずっていましたが…。
この気分を盛り返すには、手の込んだ美味しいお料理とサービスしかない、ということで、大阪市内のフレンチレストランをネットで探しました。
野菜のお料理が美味しそうだったのでリュミエールに行ってみる
さすが食い倒れの街だけあって、美味しそうなレストランがたくさんありました。
その中で、リュミエールというお店に行ってみることにしました。
ほぼ開店と同時に入りましたが、地元のお馴染みさんが多いのか、テーブルはちらほら埋まっていました。
まずはグラスでシャンパンをお願いして、メニューをゆっくりと拝見、わたしは糖質制限のコースを試してみたかったのですが、開店前のいきなり予約では、ちょっと無理だったようでした。
それでも、「できる限り対応させていただきます」という丁寧な言葉に、それだけで気持ちがほぐれました。
目にも美しい、繊細な味わいの料理の数々
前菜です。
写真は撮らないでしまいましたが、一口サイズのアミューズからすでに、次のお皿の期待が高まるものでした。
写真のこのお皿が、テーブルに運ばれて来たとき、気持ちが一気に切り替わりました。
丁寧に愛情込めて作られたお料理って、人を救うなぁと。
フレキシブルに組んで下さったワインのコース
東京から移動した当日だったので、わたしは疲れていたせいか、お皿ごとにワインを変えてコースを食べるという気分ではありませんでした。
なのでソムリエの方に、
「今、シャンパンを1杯いただきました。これを含めて、コースを3杯でお願いしたいです。」
と申し上げたら、にっこりと微笑んで快諾してくださいました。
正直、お皿の数があったので、どうするのかなと思っていたのです。
そうしたら、素敵なワインタイムの始まりでした。
お料理ごとに、グラスに通常の4分の1ほどのワインを出してださり、わたしはソムリエが考え抜いてくれた各国のワインで、世界を旅するように味わい、お料理を楽しむことができました。
いい時間だったです。
写真に撮ったお料理です
やはり、関西の野菜は美味しい。
華やかなスペシャリテ。
こういう日本的で繊細な感覚は、フレンチを色々なところで頂くほどに、いいなぁと感じるようになりました。
画像映えしませんが、この野菜のムース、ピューレ状になったものは、複雑で、舌に広がるいくつもの旨味に、うっとりでした。
最後にダマンフレールのお茶でしめくくり
普段は、甘いものは食べないのですが、この時は少しだけ。
黒いお団子のようなものは、装飾用の石です。
優雅なダマンフレールのお茶の入り加減も抜群、すっかり機嫌がよくなった自分がいました。
フランス料理にフランスの紅茶、気にいりました。
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リュミエール公式ホームページ
シンガポールでは、このSIMカードが便利でした。
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