バーは、特に行きつけになると、メニューには載っていなくても、自分の好みを伝えてオリジナルのカクテルを作ってもらうことができます。

カクテルは、同じ名前のものでも、作る人によって味わいが変わるので、美味しい一杯に出会えると一期一会の気分です。

 

2018年4月7日、帝国ホテルのランデブーラウンジのカウンターで、久しぶりにシェリーをベースにしたカクテルを飲みました。

ここは銀座からも近く、交通の便がいいのでついつい寄ってしまいます。

 

シャンパンの後に、シェリーをベースにしたシャルトリューズの入ったカクテル

何を飲もうか決まっていないときは、とりあえずシャンパンを頼んで、飲みながら今日の自分は何の気分なのか、ゆっくりと決めるのもいいものです。

これは食事のときも同じですが、メニューがズラリと並んでいてゆっくりと悩みたいときは、シャンパンなどを頼んで、ウエイターの人に下がってもらうと、落ち着いて選びやすくなります。

 

この日は、新緑の季節ということもあって、緑のリキュールであるシャルトリューズを味わってみたい気分だったので、これを使ったドライな(甘くない)カクテルという、実に大雑把なお願いをしました。

 

飲みかけの写真で、すみません(汗)

あまりにも、そのときの自分にあっていた味だったので、同じものを2杯いただきました。

 

これは、そのときのバーテンダーの方の思いつきと気分で出来上がったカクテルなので、名前はありません。

次に行ったときに、同じように「シェリーをベースにシャルトリューズを使ったカクテル」と注文しても、同じ味は出てこないと思います。

 

それがカクテルの楽しみでもあり、わたしはその出会いを楽しむのです。

一定の味がわかっているウィスキーなどの蒸留酒とは違う、出会いの楽しみがあります。

 

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帝国ホテルランデブーラウンジ

 

 

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