平井インターネット研究所を主宰する川原さえこ さんの新しい企画である、本屋同行サービスのモニターを募集していたので、新しい視点と体験を得たくて申し込んみました。

正直なところ本は、Amazonでの取り寄せとKindle ばかり、本屋に行って本を探すことが楽し行く感じなくなってから、ずいぶんと時間がたっていました。

さえこさんはわたしの英会話の先生でもあり、ヨーロッパやアメリカを旅していらして、歴史と地政学に基づいた奥深い彼女の世界観に引かれていたからでもあります。

 

それは、自分ではとても作り出せない時間でした。

楽しかった。

わたしは確かなガイドの案内と導きによって、今の東京の本屋さんの楽しさに心を奪われてしまったのです。

 

このサービスの正式な名称は、本屋同行サービス&本屋ツアーwith コーチングゲームPoints of You(東京都内)です。

 

まずはPoints of Youを体験する

Amazonが登場してから、わたしはすっかり本屋から足が遠のいていました。

新刊本かベストセラーだけが積み上がり、どこに行っても似たようなもので、わたしの読みたい本が微笑みかけてきて、意外な出会いを楽しんでいたのは遠い昔のことになっていました。

 

Amazonでの本の買い方は、いわゆるピンポイント買いで、初めから買いたいものが決まっています。

便利だけれど、書籍のカテゴリーの中を無作為に回って、本を探すという頼み方では使わないのです。

 

このサービスはPoints of You というコーチングゲームを体験して、自分の内なる世界を覗き、本探しに必要なイメージをカウンセリングしてもらいます。

 

実はわたしは、この手のコーチングと呼ばれるものが好きではありませんでした。

こういうことは、きっかけなのですね。

Points of You を楽しんでいる自分に気づき、これによって遠く忘れていた懐かしい記憶が蘇ったりするのです。

カードを使ってのカウンセリングで、最後にわたしにが手元に残したカードは「使命」と書かれたものでした。

うーん、意外だった。

Points of Youについての解説は、記事の最後に川原さんのブログ記事のリンクを載せます。

 

いざ、本屋さんへ わたしの本屋のイメージは20世紀のままだった

現代の東京の本屋は、たとえば文房具や雑貨のセレクトショップならば、そのお店の一角のコーナーに(お店の)コンセプトにそった本が並んでいるのでした。

カフェでもそうでした。

(カフェが本を買えるなんて、嬉しくて長居してしまいそうです)

そしてこの写真のようなガイドブックも。

今は、本を読みながら寝落ちできる本屋もあると聞いて仰天したりです。

すごいな、今の東京の本屋さんは。

この本は大手町タワー内のセレクトショップの書籍コーナーに置いてあった本です。

 

寝落ちできる本屋さんBOOK AND BED

まずは王道の丸善へ

丸善では,本を検索するための端末があり、ここでさえこさんのおすすすめで、Points of You で出てきたワードを入れてみました。

わたしのは、使命、天職、生命力など。

そして当該のコーナーに行ってみると、これが面白いのです。

どのワードだったかは忘れましたが、米国海軍の艦長が、部下からいかにして信頼を得て統率をしているかを書いた本とか。

購入するか、かなり迷った本でした。

 

医療関係のコーナーに導かれたときは、お医者さん向けの専門用語(英語もどっさり)がたっぷりの本にギブアップしたと思ったら、人体の器官をわかりやすく図解した本に夢中になったりするのです。

 

あれこれ見てわかったことは、自分はビジュアルなものがコンテンツに加えられているものを選ぶ傾向があるのだてはいうことで、いかに文字だけから内容を汲み取ることを面倒に感じ始めていること、色彩に惹かれることなどを認識したのでした。

 

ずらりと並んだ本の背表紙から、ジャンルによって使われる装丁の色が似通ってくることを教えていただいた時は、文字よりも色彩のマスで本を認識し始めた自分に驚いたり。

本の選び方が変わります。

 

今回のお気に入りは、東京中央郵便局のショッピングモール KITTE(キッテ)

東京に30年以上住んでいながら、東京中央郵便局の建物に足を踏み入れたのは、なんと初めてです。

クラシカルな外観からは想像出来ないショッピングモールKITTEに思いっきり感動、おおお知らなかった。

いかに日常は決まりきった生活圏の中しか移動していないかを感じた瞬間でもありました。

 

郵便局だけあって、おもしろいレターグッズも満載です。

手前の星空の封筒は、中をのぞくとプラネタリウムのように、かなり本格的な星空が見える!

お値段は税込で千円近くしますが、ちょっとお友達に送ってみたくなります。

話はそれますが、メールやSNSが発達した今だからこそ、逆にレターセットや切手に凝りたくなりますね。

 

ここは特にわたしの感性に合っていたようで、あれもこれもと欲しくなる本があって物欲のコントロールが大変でした。

 

本屋さんめぐりは楽しい

さえこさんの解説と案内にそって本屋さんを探訪するこのツアーは、わたしの視野を広げてくれました。

何より刺激的で楽しい。

時間があっという間に過ぎていき、終わるときは名残惜しかったです。

本屋さんで味わう非日常の世界でした。

 

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平井インターネット研究所よりPoints of You についての記事です。

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