2018年4月23日から28日の間、デトロイトに滞在しました。
ご縁があって、ロボットコンテストの本選に出場が決まった高校生チームのお手伝いをすることになったからでした。
そのときの記事はこちら。
チームよりひと足早くデトロイト入りしたわたしは、評判の高いデトロイト美術館に行ってきました。
デトロイトは知られているように2013年に連邦裁判所に破産申請をして受理されました。
当時、市立だったボストン美術館の収蔵品を売却して、市の立て直し当てる案にという声があがったそうですが、市民の努力と内外からの寄付で、コレクションの流失を免れたという経緯があります。
そんなデトロイトの誇りともいう美術館に、足を運んで見ました。
移動にはUberを使いました。
壮麗な外観と贅を凝らした内部に息を飲む
正面玄関です。
スターウォーズのコスチューム展は5月からでした、残念。
天井画、照明、空間、全てが凝った作りでため息です。
美術館のスタッフの男性は、黒いスーツに真っ白の糊の効いたワイシャツだったのが印象的でした。
「華麗なる世界へ」、とでも言いたくなるような、まさに美の世界にいざなわれる絵画への入り口。
収蔵品にしては、ホームページのARTからSerach for ARTで見ることができます。
デトロイト美術館でのこぼれ話
美術館の入場券を買おうとしたときです。
「大人一枚ください」と明確に言ったつもりなのですが、優しそうな女性の受付の方が何やらおっしゃる。
うーん、わたしには早口で、全部が聞き取れなかったのですが、どうも話が噛み合いませんで。
とりあえず言われるがままに、チケットを買いました。
しばらくしてチケット見たら‘Youth’(6~17才)と表記されてました、汗。
ちなみに大人(Adult)は14ドル、Youthはわずか6ドルです。
うーん、いくら東洋人が若く見えると言っても、これは…。
そこで帰宅してFacebookのDetroit Institute of Art のページを開くと右手に「寄付する」の欄がありました。
今なお、大変な思いをしているデトロイト 美術館で、間違いとはいえ6ドルでは申し訳ない。
ということで、ささやかながら寄付をしました。
デトロイトは最悪の時期を脱したとはいえ、財政的に大変な状態のはずですが、出会った人々は皆、一様に「このデトロイトが好きだ」とおっしゃるのが印象的でした。
デトロイト行きが決まって、ネットで調べたときは、これでもかというほど最悪な記事ばかりでした。
それも一面かもしれないですが、市民が一丸となって街の再生に取りくんでいるのも、また一面なのだなと感じたのでした。
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デトロイトでは、このSIMカードが使えます。
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